- オンライン ロギングは、スタンドアロンのLOGGING ONLINE ARCHIVE ON文を実行することで午後4時に有効になり、テーブルTESTには5行あります。
1 AAA 2 BBB 3 CCC 4 DDD 5 EEE
- オンライン アーカイブは、ARCHIVE DATA TABLES文を実行することで午後5時に開始します。その時点で、テーブルTESTには4行(行1、2、3、4)しかありません。行5は削除されました。
1 AAA 2 BBB 3 CCC 4 DDD
- オンライン アーカイブの実行中、ジョブは行3を‘3 XXX’に変更し、行2を削除します。
- オンライン アーカイブ ジョブの最後、テーブルTESTには3行あります。
1 AAA 3 XXX 4 DDD
- テーブルTESTの復元がオンライン バックアップから行なわれ、復元後のテーブルTESTの内容は次のようになります。
1 AAA 2 BBB 3 CCC 4 DDD 5 EEE
これが、LOGGING ONLINE ARCHIVE ON文によってオンライン ロギングが午後4時に有効にされたときのテーブルの内容です。ロギングを有効にすると、オンライン アーカイブ ジョブが開始していなくても、変更の記録が始まります。オンライン ログに記録されるテーブルTESTへの変更には次が含まれます。
a) 行5の削除(オンライン アーカイブ ジョブの前に行なわれた変更)
b) 行3の‘3 XXX’への変更(オンライン アーカイブ ジョブの実行中に行なわれた変更)
c) 行2の削除(オンライン アーカイブ ジョブの実行中に行なわれた変更)
オンライン ログに記録されるこれらの変更は、テーブルのアーカイブ時にもアーカイブされます。テーブルが復元されるとオンライン ログも復元され、復元されたオンライン ログ内のすべての変更がロールバックされます。結果として得られたテーブルは、オンライン ロギングがテーブルに対して午後4時に最初に有効になったときと同じ状態になります。