例1: DBレベルのパーティションの復元 - Teradata Tools and Utilities

Teradata Archive/Recovery Utilityリファレンス

Product
Teradata Tools and Utilities
Release Number
16.20
Published
2018年4月
Language
日本語
Last Update
2018-09-07
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ja-JP/byt1512701979771.ditamap
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ja-JP/byt1512701979771.ditaval
dita:id
B035-2412
Product Category
Teradata Tools and Utilities

データベースレベルのアーカイブ:

ARCHIVE DATA TABLES
 (SYSDBA),
RELEASE LOCK,
FILE=ARCHIVE;

データベースレベルのアーカイブからのデータベースレベルの選択パーティション復元:

RESTORE DATA TABLES
 (SYSDBA)
   (EXCLUDE TABLES (TransactionHistory)),
(SYSDBA.TransactionHistory)
  ( PARTITIONS WHERE
   (! TransactionDate = DATE ‘2004-03-15’
    !) ),
RELEASE LOCK,
FILE=ARCHIVE;

この形式のRESTORE文は、同一のRESTORE文の同一のデータベース オブジェクトを使用して、データベースレベルの復元をPPIテーブルのテーブルレベルの選択パーティション復元と組み合わせます。 場合によっては、この形式のRESTORE文の実行は、次のようなエラーで失敗する場合があります。

*** Failure ARC0805:Access Module returned error code 34:Error BAM1300: 5:The sequence of calls is incorrect.

このエラーは、文の2番目の部分を正しく処理できなかったことを示しています。 この文を処理するには、Teradata ARCで、データベース オブジェクトを2度処理し復元を完了させる必要があります。 最初の処理で、Teradata ARCは、PPIテーブルを除いてデータベース オブジェクトのオブジェクトすべてを復元します。 次に、Teradata ARCは、PPIテーブルを再検索するためにデータベース オブジェクトに対する2回目の処理を行なう必要があります。これによりPPIテーブルのテーブルレベルの選択パーティション復元が行なえます。 2回目の処理を実行するには、Teradata ARCはデータベース オブジェクトを再び読み込むため、データベース オブジェクトの先頭に位置を戻す必要があります。 元の位置に戻る動作が試行されたとき、「The sequence of calls is incorrect(コールのシーケンスが正しくありません)」エラーが表示される場合があります。

このエラー(または同様のエラー)が表示された場合、この復元処理は、2つの独立した復元手順に分割する必要があります。

  1. 最初に、データベースレベルのRESTORE文を実行し、PPIテーブルを除外してデータベースレベルのオブジェクトを復元する必要があります。
  2. 次に独立したテーブルレベルのRESTORE文を実行し、PPIテーブルの選択パーティション復元を行ないます。

これら2つのRESTORE文は同じジョブに含まれるか2つの独立したジョブに分けられます。