この例では、CURRENT_TIMESTAMPがAT句なしか、AT LOCAL句とともに指定されているときに、DBS制御フラグTimeDateWZControlが、この関数の返す値に与える効果を示しています。
次のように仮定します。
- Teradata Databaseサーバーのローカル時間は、協定世界時(UTC)で2010年1月31日の11:59:00です。
- ユーザーTKは、東京で暮らしています。東京はUTCからのオフセットが+9時間と定義されています。
- ユーザーLAは、ロサンゼルスで暮らしています。ロサンゼルスはUTCからのオフセットが-8時間と定義されています。
- ユーザーTKとユーザーLAは、CURRENT_TIMESTAMP関数をまったく同時に実行しました。
TimeDateWZControlフラグが有効な場合
ユーザーTKのCURRENT_TIMESTAMP関数は、以下を返します。
2010-02-01 10:59:00.000000+09:00
ユーザーLAのCURRENT_TIMESTAMP関数は、以下を返します。
2010-01-31 16:59:00.000000-08:00
TimeDateWZControlフラグが無効な場合
ユーザーTKのCURRENT_TIMESTAMP関数は、以下を返します。
2010-01-31 11:59:00.000000+09:00
ユーザーLAのCURRENT_TIMESTAMP関数は、以下を返します。
2010-01-31 11:59:00.000000-08:00