例 - Teradata Database - Teradata Vantage NewSQL Engine - TIME関数の例。

Teradata Vantage™ SQL関数、演算子、式および述部

Product
Teradata Database
Teradata Vantage NewSQL Engine
Release Number
16.20
Published
2019年3月
Language
日本語
Last Update
2019-10-29
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B035-1145
Product Category
Software
Teradata Vantage

例1: セッションの時間とタイムゾーンを基にした、現在の時間のリクエスト

DBS制御フラグTimeDateWZControlが有効な場合、次に示す文は、現在のセッションの時間とタイムゾーンを基にした、現在の時間を要求します。

   SELECT TIME;
   SELECT TIME AT LOCAL;

結果は以下のようになります。

    Time
--------
16:20:20

セッションのタイムゾーンが、個別のDSTと標準タイムゾーン変位に対応する、タイムゾーン文字列で定義されている場合は、夏時間の開始と終了を考慮に入れて自動的に調整された時間が戻されます。それ以外の場合は、夏時間についての調整は実行されません。

例2: タイムゾーン文字列'America Pacific'に基づいて現在の時間を返す

次の問合わせは、タイムゾーン文字列'America Pacific'を基にしたタイムゾーン変位での、現在の時間を返します。返される時間は、夏時間の開始と終了を考慮に入れて自動的に調整されます。

   SELECT TIME AT TIME ZONE 'America Pacific';
   SELECT TIME AT 'America Pacific';

例3: 100分の1秒の表示

100分の1秒単位の部分は、デフォルト書式では表示されませんが、FORMAT句を使用すると表示できます。

   SELECT TIME (FORMAT '99:99:99.99');

システム応答は、以下のようになります。

       Time
-----------
16:26:30.19

例4: テーブルへの行の挿入

以下の例は、仮想上のテーブル(InsertTime列のデータ型はFLOAT)に行を挿入し、その行が挿入された時刻を記録します。

   INSERT INTO HypoTable (ColumnA, ColumnB, InsertTime) 
   VALUES ('Abcde', 12345, TIME);