Teradata SQLクエリー ビルダーは、Eclipse Data Tools Platform SQLクエリー ビルダーを拡張し、Teradataで実行できるようになりました。SQLクエリー ビルダーでは、SQL文を作成、編集、または実行するためのグラフィカル インターフェースが提供されます。SQLコードを実際に入力せずにSQL文を迅速に作成または編集できるように、データベース スキーマとオブジェクトへのアクセスが提供されます。エディタ ウィンドウでSQLコードを柔軟に追加または変更することもできます。
プロジェクト エクスプローラ内のSQLファイルを右クリックし、開く方法オプションを選択して、エディタの選択肢のリストからTeradata SQLクエリー ビルダーを選択して、Teradata SQLクエリー ビルダーを開きます。
いくつかの構文バリエーションが、Teradata SQL構文と、Eclipse DTP SQLクエリー ビルダーでサポートされているSQL構文の間に存在する場合があります。その結果として、一部のSQLクエリー ビルダー機能がTeradata SQL構文では動作しないことがあります。例えば、Teradataでは、 「select」を「sel」、 「insert」を「ins」など、省略されたキーワードが使用できますが、これらはDTP SQL構文ではサポートされていません。
ファイル内に複数のSQL文が存在する場合、SQLクエリー ビルダーは最初の文を使用し、その他の文は無視されます。ネストされたSELECT文も処理されません。Teradata SQLクエリー ビルダーでは、次の4種類のSQL文がサポートされています。
SQL文タイプ | 説明 |
---|---|
SELECT | データベースからデータを取得するためのSELECT文を作成し、結果セットを表形式で表示します。 |
INSERT | 行をテーブルに挿入するためのINSERT文を作成します。 |
UPDATE | テーブル内のデータを更新するためのUPDATE文を作成します。 |
DELETE | 指定したテーブルからデータを削除するためのDELETE文を作成します。 |
- グラフィカル領域の背景を右クリックし、テーブルを追加または結合を作成します。
- テーブルを右クリックしてテーブルの追加、結合の作成、テーブルの置換、すべての列の選択、すべての列の解除、別名の更新、およびテーブルの削除を行います。
- データ ソース エクスプローラからテーブルオブジェクトをドラッグし、SQLクエリー ビルダーのグラフィカル表示にドロップして、SQL文にテーブルを追加します。
SQL文を選択してからオプションSQLクエリー ビルダーでの編集を選択し、SQLクエリー ビルダーをSQLエディタ コンテキスト メニューから起動することもできます。SQLクエリー ビルダーには、SQL文と、テーブル、列、テーブル結合のグラフィカル ビューが表示されます。
概要ビューアは、グラフィカル表示の右に表示されます。これは、SQL文の上位レベルの概要を示しています。