目的
セッション プールからセッションが割り当てられない場合にメッセージをTDPに発行させる。
構文
使用方法に関する注意
POOL DETAILが使用可能な場合、セッションが不適格である各セッション プールについて次のようなメッセージが作成される。
TDP310n POOL name INELIGIBLE (reason): JOB name
セッション プールに対して適格であるセッションが、プールを使用できない場合、次のようなメッセージが作成される。
TDP311n POOL name ELIGIBLE BUT reason: JOB name
セッションがセッション プールに対して不適格である場合、次のようなメッセージが作成される。
TDP312n NO POOL ELIGIBLE (reason): JOB name TDP313n NO POOL ELIGIBLE (reason): JOB name
POOL DETAILを使用可能にすると、多数のメッセージが作成されるため、注意する必要があります。各セッション プールで不適格なセッションごとに1つのメッセージが作成されます。
TDPが起動すると、POOL DETAILが使用不能になります。それ以降にPOOL DETAILを使用可能にするためには、ENABLE POOL DETAILコマンドを使用します。現行の設定値を表示するためには、DISPLAY TDPコマンドを使用します。POOL DETAILは、DISABLE POOL DETAILコマンドで使用不可にすることができます。
例: ENABLE POOL DETAIL
ENABLE POOL DETAIL
完了メッセージ
TDP0401 POOL DETAIL HAS BEEN ENABLED