ユーザー アドレス空間の出口(User Address Space Exit: TDPUAX)は、z/OS環境に限り使用できます。
この出口は、アプリケーションがデータベースに対する要求を開始した時点で、アプリケーションのアドレス空間に呼び出されます。
この出口は、呼び出し側のログオン列の受諾、拒否、「妥当性検査」または修正を実行できます。
この出口は、TDP ENABLE UAXコマンドを実行するとTDPPARMのTDP起動の一環として、またはその後の任意の時点で有効にできます。TDP DISABLE UAXコマンドを使用すると、出口は任意の時点で無効にできます。
TDPUAXモジュールを置換した場合は、まずTDP DISABLE UAXコマンドで古いバージョンを無効化してからTDP ENABLE UAXコマンドで新規バージョンを有効化すれば新規バージョンを使用できます。この2つのコマンドの間ではTDPUAXは使用されていません。