CLIv2は、メインフレーム アプリケーションが1つ以上のデータベース システムと通信するためのインターフェースを提供します。CLIv2は、アプリケーションによって呼び出される一連のサブルーチンです。このため、CLIv2はアプリケーションのアドレス空間または仮想マシンで実行します。z/OSでは、IBM CICSトランザクションまたはIBM IMSトランザクションとして実行するアプリケーションも、CLIv2でサポートされています。
CALLタイプのステートメントを持ち、標準のオペレーティング システム プログラム間連係(FORTRANやPASCALなど)を使用するアセンブラ、PL/I、COBOL、C、C++などの言語で書かれているアプリケーションは、CLIv2ルーチンを直接呼び出します。プログラムをコンパイルした後、CLIv2スタブを含めてロード モジュールを作成します。アプリケーションがCLIv2ルーチンを呼び出すと、CLIv2スタブがCLIv2ランタイムを動的にロードし、要求をTDPに送信したり、TDPから応答を受信したりします。
CLIv2は現在のアプリケーション プログラミング インターフェースです。古いバージョンは存在しますが、新規アプリケーションの開発では使用されません。CLIv2に関する詳細については、<Teradata® Call-Level Interface Version 2リファレンス - メインフレーム接続システム, B035-2417>を参照してください。