目的
ユーザーIDおよびパスワードが有効な場合、セッションを確立します。
使用方法に関する注意
アカウントが提供されなかった場合には、ユーザーのデフォルトのアカウントを使用します。
このパーセルは、アプリケーションの指示によってCLIv2が生成します。
パーセル データ
Logonパーセルに関するフィールド情報は次のとおりです。
フレーバー フィールド | パーセル本体の長さ | パーセル ボディ フィールド |
---|---|---|
36 | 1~6916 | LogonString: 1~6916 |
フィールドについての注意
LogonStringは、次の要素から成る文字列です。
userid, password[, ‘account’]
使用場所:
useridはユーザーの識別子です。1文字以上で構成される必要があり、最大6916字まで使用できます。使用する文字セットにより、各文字には1、2、または3バイトが必要になります。ユーザーIDは単一引用符で囲むことができます。単一引用符はそれぞれ1バイトになります(Unicodeの場合は2バイト)。
SQL終端記号(単一引用符など)には、常に最短文字、つまり1バイトの文字を使用しなければなりません。終端記号に3バイトの文字が使用されることはありません。
ユーザーIDとパスワードはカンマで区切る必要があります。
passwordはユーザーのパスワードです。少なくとも1つの文字から成り、最大6916文字まで構成できます。使用する文字セットによって、1文字で必要なバイト数が1、2、3バイトと異なります。パスワードは引用符で囲むことができます。引用符はそれぞれ1バイトになります(Unicodeの場合は2バイト)。
SQL終端シンボル(引用符など)には、常に最短文字、つまり1バイトの文字を使用しなければなりません。終端シンボルに3バイトの文字が使用されることはありません。
アカウントが省略されない場合、パスワードとアカウントはカンマで区切る必要があります。
ユーザーID、パスワード、およびアカウント名はそれぞれセッション文字セット中の文字から構成されます。
セッション文字セットにダブルバイト文字がサポートされていればそれを組み込めます。その際、個々のダブルバイト文字の連続グループの前にシフトアウト制御文字X'0E'を付け、後にシフトイン制御文字X'0F'を付けます。
コンマとブランクをダブルバイト文字として指定することはできません。
アカウント(オプション)はユーザーがログオンに使用するアカウントです。アカウントは最大6916字で構成され、単一引用符で囲む必要があります。アカウント名に含まれる単一引用符については2つの単一引用符で表示する必要があります。2つめの単一引用符は、6916文字の制限にカウントしません。使用する文字セットによって、1文字を構成するバイト数は1、2、3バイトと異なります。アカウント文字列が6916の単一引用符から成り、Unicodeでエンコードされている場合(2バイトの終端記号)、フィールドの指定に124バイトが必要になります。
ユーザーIDとパスワードはTeradata SQLワードの語彙の特徴を満たす必要があります。
<Teradata Vantage™ - SQLの基本, B035-1141>または<Teradata Vantage™ - データベースの設計, B035-1094>の語彙の特徴に関する説明を参照してください。