Teradata Databaseが最初にサーバーに導入された時点では、システム上には1ユーザー(つまり、ユーザーDBC)が存在します。システムにある他のすべてのデータベースおよびユーザーは、ユーザーDBCによって所有されます。初期的には、システム全体の全領域がこのユーザーによって所有されます。
Teradata Databaseが最初にサーバーに導入された時点で、ユーザーDBCが作成されます。ユーザーDBCは、以下のものを所有します(例外もあります)。
- システム上のすべての空き領域
- 導入後に作成されたすべてのデータベースおよびユーザー
このユーザーを管理し、他のすべてのオブジェクト(またはデータベースおよびユーザー)にユーザーDBCから領域を割り当てる作業は、データベース管理者が担当します。
データベース管理者は、Teradata Database内のシステム表のセキュリティを保護するために、ユーザーSystem Administrator配下にユーザーDBCを作成します。通常の場合、システム表に必要のないすべてのデータベース ディスク領域がユーザーSystem Administratorに割り当てられます。
次に、このユーザーからシステムの他のデータベースやユーザーに領域を割り当てます。
データベースおよびユーザーの作成方法については、Teradata Vantage™ - データベースの管理、B035-1093を参照してください。