PM/APIは、Teradata Database内に常駐しているPMPCルーチンへのアクセスを提供します。PMPCサブシステムは、CLIv2またはTeradata JDBC Driverの特殊なPM/APIサブセットを使用することにより、MONITORと呼ばれるログオン パーティションを介して利用可能です。PM/APIには以下の機能があります。
- CLIv2またはTeradata JDBC Driverデータがほぼリアルタイムで取得されます。また、オーバーヘッドが抑えられ、ブロックの可能性が最小化されます。これらの機能により、頻繁な中間パフォーマンス分析が可能になります。
- CLIv2要求は、生データをメモリ内バッファに保存します。クライアント アプリケーション プログラムは、このバッファからデータを取得して、簡単にリアルタイム分析を実行できるほか、カスタム レポートにそれらをインポートできます。Teradata JDBC DriverはJDBC ResultSetの形でデータを返します。クライアント アプリケーション プログラムはここから容易にデータを取得できます。
- CLIv2またはTeradata JDBC Driver要求は、資源利用ではアクセスできないデータへのアクセスを提供します。例えば、セッション レベルの資源利用データや、アプリケーション ロックやブロックされているアプリケーションに関するデータ以外の資源利用状況データにアクセスできます。
性能モニター要件を満たす上で、必ずしもPM/APIを使う方法が最適だとは限りません。標準的な性能モニター ツールやレポート(資源利用レポートなど)で十分な場合もあります。