Teradata Databaseの設計目標の1つは、様々なクライアント アーキテクチャで共有できる単一のデータ ストアを提供することでした。このアプローチにより、データの重複や、複数の格納場所で維持されるデータに誤りが入り込む危険性が、大幅に削減されます。
このデータ格納方法はビジネスの唯一のバージョンと呼ばれており、Teradata Databaseでは異種クライアント アクセス環境でこれを実装しています。クライアントは、企業データの単一コピーにアクセスできます。データ型変換、接続、並行処理、作業負荷管理などは、Teradata Databaseが実行します。
次の図に、異種クライアント アクセスの概念を示します。異種クライアント アクセスでは、メインフレーム接続およびワークステーション接続のシステムが、同一のデータベースに対し、同時にアクセスや操作ができます。この図では、メインフレームはチャネル接続、他のシステムはネットワーク接続を行なっています。