データベースまたはユーザーが作成されるとき、割り当てられるディスク領域は、すべてのAMPに均等に分割されます。DiskSpaceビューは、Teradata Databaseにある各AMP(SUM集約演算子が使用されている場合はすべてのAMP)ごとに1行の利用情報を返します。
データベースが作成されるときには、プロセッサ フィールドの値が0に初期設定された空白行が各AMPに加えられます。この空白行の初回の更新時(データベース内にテーブルが作成されたり、システムが再始動されたとき)に、実際のプロセッサ番号がプロセッサ フィールドに入れられます。
DiskSpaceV[X]ビューを使用すると、ディスク領域の使用状況を示す統計テーブルをユーザー名またはアカウント名ごとに作成および保守できます。
履歴テーブルを作成するには、次の文を入力します。
CREATE TABLE DiskSpaceHist (DataBaseName VARCHAR(128) CHARACTER SET UNICODE, AccountName VARCHAR(128) CHARACTER SET UNICODE, MaxPerm FLOAT, MaxSpool FLOAT, CurrentPerm FLOAT, PeakPerm FLOAT, PeakSpool FLOAT, CollectDate DATE, CollectTime FLOAT ) PRIMARY INDEX (DataBaseName, AccountName);
以下の手順で、使用状況の統計情報を定期的に収集できます。
- DiskSpaceV[X]ビューから統計情報を選択し、履歴テーブルに挿入します。
- 次回の収集期間に備えて、DiskSpaceのカウンターをゼロにリセットします。
最大およびピーク時のDiskSpaceのカウンターは、ClearPeakDiskマクロを使用してゼロにリセットできます。このマクロは、リリース テープに含まれています。
この手順は、次のBTEQスクリプトを使用して行なうことができます。
.LOGON username, password INSERT INTO DiskSpaceHist SELECT DataBaseName, AccountName, SUM(MaxPerm), SUM(MaxSpool), SUM(CurrentPerm), SUM(PeakPerm), SUM(PeakSpool), DATE, TIME FROM DBC.DiskSpaceV GROUP BY DataBaseName, AccountName, DATE, TIME; EXECUTE DBC.ClearPeakDisk; .QUIT
対応するテーブル
Xビューは、さらに以下のテーブルを参照します。
- DBC.AccessRights
- DBC.Owners
- DBC.RoleGrants
- DBC.Roles
AppProxyUserおよびTrustUserName
これらの列は、XまたはVXビューでは返されません。
PeakPerm、PeakSpool、PeakPersistentSpool、およびPeakTemp
DBC.ClearPeakDiskマクロを使用して、PeakPerm、PeakSpool、PeakPersistentSpool、およびPeakTempをリセットできます。