目的
バックグラウンド タスクである温度ベースのブロック レベル圧縮(TBBLC)が、データが温度に応じて適切に圧縮または圧縮解除されているかをTBBLCデータの状態から再検証するまで待機する日数。データ温度は相対測定のため、データへの直接アクセス、またはデータ変更がなされていない場合でも、温度が変わる可能性があります。
このフィールドは、TBBLCが使用可能な場合にのみ有効です。
フィールド グループ
圧縮
有効な範囲
1~90日
デフォルト
7日
変更の反映
DBS制御レコードの書き込みが行なわれた後、バックグランドの圧縮タスクが初めて実行される時。
使用上の注意
TBBLCデータは、システム再始動時に自動的に再検証されます。
BLCは、Teradata Databaseファイル システムのデータ ブロック(DB)レベルでのデータ圧縮を可能にします。 圧縮により所定のデータ量に必要なストレージの量が低減されます。 DBS制御のBlockLevelCompressionフィールドで、BLCを有効または無効にできます。
データ温度は、アクセスの頻度を意味します。Hotデータは、アクセス頻度が高いものです。Coldデータは、アクセス頻度が低いものです。Warmデータは、アクセスの頻度が中程度のものです。TBBLCは、アクセス頻度が減少したデータを圧縮してストレージ領域を節約し、アクセス頻度が増加したデータの圧縮を解除します。随時、テーブルはパーティションなどで区分が異なっており、それぞれの温度に応じて、圧縮状態が異なる可能性があります。
関連トピック
詳細情報 | 参照先 |
---|---|
ブロック レベル圧縮 | Teradata Vantage™ データベース設計、B035-1094 |
BLOCKCOMPRESSIONテーブル属性 | Teradata Vantage™ SQLデータ定義言語-構文規則および例、B035-1144 |
TBBLCの有効化 | EnableTempBLC |
Ferret COMPRESS、UNCOMPRESSおよびFORCEコマンド | Ferretユーティリティ(ferret) |
圧縮クエリー バンド | Teradata Vantage™ SQLデータ定義言語-構文規則および例、B035-1144 |
DBS制御フィールドのストレージ グループ | ストレージ グループ |