Archive/Recovery操作の一部となっているセッションには、さまざまな表示情報があります。詳細情報を要求すると、Query Sessionは親セッションについての情報だけでなく、子セッションについての情報も報告します。
次の部分では、これらの表示について説明します。
- 通常のリクエストの場合のアクティブな親セッション
- 直接リクエストの場合のアクティブな親セッション
- 非アクティブな親セッション
- 子セッション
通常のリクエストの表示でのアクティブな親セッション
以下は、Archive/Recovery操作に関係する親セッションの表示の一例を示しています。
State Details : Active Parent Session with regular request involved in HUT. Operation: Restore Statements Dispatched Time CPU Usage Accesses Byte Count ---------- ---------- -------- --------- -------- ---------- 1 1 14:22:09 2 22 2,367
Archive/Recoveryリクエストの処理に関係した親セッションの場合、アクティブ状態の表示には次の情報が示されます。
列の名前 | 内容 |
---|---|
Statements | 現在のセッション リクエストにある文の総数。 |
Dispatched | AMPにディスパッチされた文の中で最も大きな文番号。 |
Time | 最も大きな番号の文の最後のステップがAMPに送られた時刻。 |
CPU Usage | 現在のリクエストを処理するのに費やしたすべてのAMPの累積時間(単位は1000分の1秒)。 |
Accesses | セッション リクエストに基づいてAMPが実行したセグメント アクセスの呼び出し回数の合計。 |
Byte Count | Archive/Recovery操作がアクセスしたバイトの総数。 |
直接リクエストの表示でのアクティブな親セッション
以下は、直接リクエストを処理中のArchive/Recovery操作に関係する親セッションの表示の一例を示しています。
State Details : Active Parent Session with directed request involved in HUT. Request # Operation Time CPU Usage Accesses Byte Count --------- --------- -------- --------- -------- ---------- 1 Restore 14:22:09 2 22 6,234
Archive/Recoveryリクエストの処理に関係した親セッションの場合、直接リクエストのアクティブ状態の表示には次の情報が示されます。
列の名前 | 内容 |
---|---|
Request# | リクエストの番号。 |
Operation | 実行中の操作の型。 |
Time | 最も大きな番号の文の最後のステップがAMPに送られた時刻。 |
CPU Usage | 現在のリクエストを処理するのに費やしたすべてのAMPの累積時間(単位は1000分の1秒)。 |
Accesses | セッション リクエストに基づいてAMPが実行したセグメント アクセスの呼び出し回数の合計。 |
Byte Count | Archive/Recovery操作がアクセスしたバイトの総数。 |
非アクティブな親セッションの表示
以下は、Archive/Recovery操作に関係する非アクティブな親セッションの表示の一例を示しています。
State Details : Inactive Parent Session involved in HUT. Operation CPU Usage Accesses Byte Count --------- --------- -------- ---------- Restore 1,234 9,543 1,259,234
Archive/Recoveryリクエストの処理に関係した親セッションの場合、非アクティブ状態の表示には次の情報が示されます。
列の名前 | 内容 |
---|---|
Operation | 実行中の操作の型。 |
CPU Usage | 現在のリクエストを処理するのに費やしたすべてのAMPの累積時間(単位は1000分の1秒)。 |
Accesses | セッション リクエストに基づいてAMPが実行したセグメント アクセスの呼び出し回数の合計。 |
Byte Count | Archive/Recovery操作がアクセスしたバイトの総数。 |
子セッションの表示
以下は、Archive/Recovery操作に関係する子セッションの表示の一例を示しています。
Session # Request # State TimeStamp Byte Count --------- --------- -------- --------- ---------- 1063 1759 Inactive 17:57:21 1,023 1064 1755 Active 17:57:30 69 1065 1754 Inactive 17:57:41 3,024
Archive/Recovery操作に関係した子セッションでは、以下の列が表示されます。
列の名前 | 内容 |
---|---|
Session# | セッション識別子。 |
Request# | リクエストの番号。 |
State | セッションがアクティブであるか非アクティブであるかを示す、セッションの状態。 |
TimeStamp | リクエストをホストから受け取ったとき、リクエストを別のAMPに再送出したとき、または応答をホストに送信したときに、更新される時刻。 |
Byte Count | セッションがアクセスしたバイトの総数。 |