SET vproclist - Teradata Database - Teradata Vantage NewSQL Engine

Teradata Vantage™ - データベース ユーティリティ

Product
Teradata Database
Teradata Vantage NewSQL Engine
Release Number
16.20
Published
2019年3月
Language
日本語
Last Update
2019-10-29
dita:mapPath
ja-JP/qxr1512078764562.ditamap
dita:ditavalPath
ja-JP/qxr1512078764562.ditaval
dita:id
B035-1102
Product Category
Software
Teradata Vantage

目的

SET vproclistコマンドは、vprocの新しい状態またはvprocのリストの新しい状態を設定します。

構文規則



/V
詳細情報を表示するverboseモードを指定する。
vproclist
1 つ以上のvproc識別子番号のリスト。例については、Vproc Managerで使われる用語の定義を参照してください。
vprocstate
ONLINE、OFFLINE、またはFATALなどの、vprocのPDEシステムの状態を示す。

使用上の注意

次のテーブルでは、Teradata Databaseの始動前と始動後のvprocステータスの変化について説明します。

AMPまたはPEのVprocStateの変更前の状態… システムの再始動後のVprocState/ConfigStatusの状態 …
OFFLINEまたはFATALからONLINEに変更された場合、

かつそのConfigStatusがDownの場合

ONLINE/Online.回復処理中は、ONLINE/Onlineの直前にAMPの状態がUTILITY/Catchupになります。
OFFLINE、またはFATALからNEWPROCに変更された場合、

かつそのConfigStatusがNewDownの場合

NEWPROC/NewReady。
ONLINEからOFFLINEまたはFATALのいずれかに変更された場合 OFFLINE/DownまたはFATAL/Down。
NEWPROCからOFFLINEまたはFATALのいずれかに変更された場合 OFFLINE/NewDownまたはFATAL/NewDown。
VprocStateの推移が可能な場合には、変更後のVprocStateは直ちに有効になります。回復制御タスクを介して回復しているAMPを除いて、ConfigStatus、静的メッセージ グループ、またはvprocが制御AMPかどうかは、何も変更されません。これらの変更は、次回のシステム再始動まで延期されます。

SET VprocListコマンドは、以下のテーブルに示されている、許容されるVprocStateの推移によって制御されます。

現行の

VprocState

希望する(変更後の) VprocState
NONODE OFFLINE ONLINE NEWPROC FATAL UTILITY
NONODE 変更なし。 許可されない。 許可されない。 許可されない。 許可されない。 許可されない。
OFFLINE 許可されない。 変更なし。 可能。

ConfigStatus = Downであれば、回復を開始。

可能。

Config Status = NewDownの場合には可能。

可能。 許可されない。
ONLINE 許可されない。 可能。

ConfigStatusは、システムの再始動後にDownになる。

変更なし。 許可されない。 可能。

ConfigStatusは、システムの再始動後にDownになる。

許可されない。
NEWPROC 許可されない。 可能。

ConfigStatusは、システムの再始動後にNewDownになる。

許可されない。 変更なし。 可能。

ConfigStatusは、システムの再始動後にNewDownになる。

許可されない。
FATAL 許可されない。 可能。 可能。

ConfigStatus = Downであれば、回復を開始。

ConfigStatus = NewDownの場合には可能。 変更なし。 許可されない。
UTILITY 許可されない。 許可されない。 許可されない。 許可されない。 許可されない。 変更なし。

例: 指定したvprocをオフラインにする

次の例は、vproc 0および1をオフライン状態にする方法を示しています。

Enter a command, HELP or QUIT:

set /v 0 to 1 offline

Vproc 0’s VprocState has been set from ONLINE to OFFLINE.
NOTE: Vproc 0 will be forced down (i.e., its ConfigStatus will be Down) 
after the next system restart.

Vproc 1’s VprocState has been set from ONLINE to OFFLINE.
NOTE: Vproc 1 will be forced down (i.e., its ConfigStatus will be Down) 
after the next system restart.

例: vprocをオンラインにする

次の例は、vproc 1をオンライン状態にする方法を示しています。

Enter a command, HELP or QUIT:

set /v 1 online

Vproc 1’s VprocState has been set from OFFLINE to ONLINE.
NOTE: Vproc 1 will begin recovery in the background via
      the Recovery Control Task and will assume a
      VprocState/ConfigStatus of UTILITY/Catchup.
      Please refer to the System Console for
      additional status information.