twbcmdを使用するオペレータ レベルのコマンドでは、以下の構文が必須となります。
構文規則:
構文要素 | 説明 |
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jobId | jobId は、jobNameの直後に“-"とTeradata PTで生成されたシーケンス番号を付加したものです。 jobNameコマンドでターゲットとするジョブの名前を指定します。 |
-L jobLogDirectory | ジョブの実行中に作成されるTeradata PTファイルの格納場所を指定するオプション。このオプションは、tbuildまたはtdloadコマンドで-L jobLogDirectoryが指定されている場合にのみ適用されます。jobLogDirectoryは、Teradata PTファイルが格納されるディレクトリのフルパス名です。 このオプションは、z/OSではサポートされません。 |
operatorCommandId | StreamオペレータのコピーのIDを指定し、ジョブの実行中にそのコピーのみに対してRate(レート)の値を変更できるようにします。 1つのジョブ ステップにレート値の異なる複数のStream オペレータのコピーが含まれる場合、Teradata PTは、自動的に全インスタンスに対して最小のレート値を使用します。 operatorCommandIDは、オペレータのコピーを識別し、レート値を変更するために使用します。 Streamオペレータのコピーのレート値を変更するためには、StreamオペレータのDEFINE OPERATOR文内でoperatorCommandID属性を宣言する必要があります。 レート値を変更するためには、以下の2つの方法のいずれかを使用します。
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rate=statementRate | Stream オペレータが1分あたりにデータベースに実行依頼できるDML文の最大数を指定するオプション。 優先順位の高い他のジョブのために、あるTeradata PTジョブの実行速度を下げてから、優先順位の高いジョブの完了後に再び速度を上げるためには、twbcmdのRateオプションを使用します。 ステートメントのレートは、StreamオペレータのRate属性を使用して、DEFINE OPERATOR文内でも指定できます。 両方の値が存在する場合は、twbcmd rateの値がStream オペレータのRate属性の値よりも優先されます。 1つのジョブ ステップ内にレート値の異なる複数のStreamオペレータが出現している場合、Teradata PTは、自動的に全インスタンスに対して最低のレート値を使用します。 指定されたRate値は、以下のどちらかである必要があります。
twbcmdのRateオプションを使用すると、Streamオペレータは、ステートメントのRateを新しい値に変更し、新しい値を示すメッセージを表示します。 指定したレートがパック係数の値よりも大きい場合、Streamオペレータは、パック係数と同数の行を送信します。 |
periodicity=periodicity | Stream オペレータによってデータベースに送信されたDML文が1分間隔で可能な限り均等に分散されることを指定するオプション。periodicity1分ごとの部分期間の数を設定します。 例えば、rateが1600でperiodicityが10の場合、実行されるステートメントの最大数は、6 (60/10)秒ごとに160 (1600/10)ステートメントとなります。 有効な値は1~600の数です。 デフォルト値は4です。すなわち、1分あたり15秒の間隔4回になります。 ステートメントのレートが無制限の場合、periodicityは無視されます。 周期は、StreamオペレータのPeriodicity属性を使用して、DEFINE OPERATOR文内でも指定できます。 両方の値が存在する場合は、periodicityがStream オペレータのPeriodicity属性の値よりも優先されます。
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