ODBCオペレータはすべてのオーペンデータが任意の非Teradata ODBC準拠のデータ ソースからデータ取得にアクセスできるProducerオペレータです。ODBCオペレータは、Progress DataDirect、MS SQL Server、およびOracle Native ODBCドライバと動作するように最適化および保証されています。このオペレータと他のODBCドライバとの使用を試みると予期せぬ結果となり、機能が不足したり、パフォーマンスが低下する可能性があります。
ODBCオペレータはTeradata RDBMSと通信できますが、ExportオペレータまたはRDBMSオペレータのいずれかを使用してTeradata RDBMSからデータを抽出する方が効率的です。この理由は、これらのオペレータではより効率的なTeradata Call-Level Interface (CLIv2)を使用するためです。Exportオペレータは、Teradata RDBMSからデータを抽出するための最も速い方法です。
ODBCオペレータは、さまざまなデータソースへの並列アクセスも提供します。たとえば、単一のジョブ スクリプトで、複数のODBCオペレータを使用して、OracleサーバーやMicrosoft SQLサーバーなどの複数のデータソースから読み取ることができます。これは、UNION ALL文を使用して実行され、インポートされたデータを結合します。
次の図に、ODBCオペレータ インターフェースを示します。
データベース バージョンとバンドルされているDataDirect ODBCドライバ
ODBCオペレータは以下のODBCドライバで認定されていて、ODBCオペレータでは、Teradata Parallel Transporterジョブの実行元のシステムに以下のドライバのコピーがインストールされている必要があります。
DataDirect Driverバージョン | Oracle | Microsoft SQL Server | DB2 | PostgreSQL | MySQL |
---|---|---|---|---|---|
7.1.6 | 該当なし | 該当なし | 9.1, 10.1, 11.5 | 8.2, 9.1, 10.1, 13.3 | 該当なし |
8.0.2 | 12c、18c、19c | 2012, 2014, 2016, 2017, 2019 | 該当なし | 該当なし | 5.0, 8.0.26 |