テキスト区切り文字は区切りデータ内の列の値を分離します(VARTEXTとしても知られます)。 テキスト区切り文字がデータ内に見つかると常に現在の列の末尾として解釈されます。
- デフォルトのテキスト区切り文字は単一の垂直パイプ('|')です。
- カンマで区切られた値(csv)ファイルの場合、区切り文字はカンマ(',')です。
- 二重パイプ('| |')など、マルチバイト区切り文字も許可されます。
例えば、デフォルト区切り文字パイプ( | )が使用されている場合、次のレコード(abcd|ef|gh|ijk|lmno)は次の5つの文字の書式化された列に分割されます。
- abcd
- ef
- gh
- ijk
- lmno
次の例では、カンマ区切り記号が使用されていますが、2番目のレコード(3番目の列)はデータ内でカンマを使用しています("Silver Customer, since 1999")。
名 | 姓 | 注 |
---|---|---|
John, | Doe, | Gold Customer |
Sam, | Smith, | Silver Customer, since 1999 |
2番目のレコード(3番目の列)でのカンマの使用の曖昧性を解決するには、次のソリューションのいずれかを使用します。
- 次のテーブルに示す複数のシングルバイト文字を使用します(使用しているTextDelimiterは',,'です)。
名 姓 注 John, , Doe, , Gold Customer Sam, , Smith, , Silver Customer, since 1999
- EscapeTextDelimiter属性を使用してエスケープ テキスト区切り文字を定義します(例えば、次の例では、円記号['\']で2番目のレコード(3番目の列)にカンマを埋め込んでいます)。
名 姓 注 John, Doe, Gold Customer Sam, Smith, Silver Customer\, since 1999