待機時間は、古いバッファの消去間隔を秒単位で表わす間隔値です。 更新時間間隔は、Streamオペレータによってのみ使用されるオプションです。
通常の操作(待機時間なし)では、ストリーム オペレータはバッファが一杯になるまでデータ ストリームからデータを読み取ってから、バッファに入っているすべての行をデータベースに書き込みます。そのデータは、バッファが一杯になるか、チェックポイントが取得されたときにのみデータベースに書き込まれます。ただし、更新間隔(例えば、5,400秒)が設定されている場合は、次のようになります。
- Stream オペレータはデータ ストリームからデータを読み取り、バッファが一杯かどうかに関係なく90分(5400秒)ごとにバッファを空にして、その内容をデータベースに書き込みます。
- この時間間隔(この場合は90分)の間にバッファが一杯になった場合は、通常の操作中と同様にデータベースに書き込みます。
更新時間間隔を設定するためには、以下の構文を使用します。
tbuild -l <LatencyInterval> -f <filename>
更新時間間隔に使用する値は、ゼロ以外の符号無し整数にする必要があります。 ガイドとなる係数は、データに許容できる古さの限度です。
例えば、2時間の更新時間間隔で連続ロード スクリプトを実行するためには、以下のように入力します。
tbuild -l 7200 -f continualload