ジョブが従来のMultiLoadプロトコルを使用する場合、Updateオペレータには、データベース ロード スロットが必要です。
ただし、同時ロード スロットの数は、FastLoad、FastExport、およびMultiLoadによって使用されるのと同じMaxLoadTaskフィールド制御を使用して、データベース環境内で構成できます。 例えば、1つのTeradata PT Updateジョブは、MaxLoadTaskのカウントの中のMultiLoadジョブ内の1つのMultiLoad .IMPORTステップと同じです。
ジョブが拡張MultiLoadプロトコルを使用し、構成可能なデータベース制御フィールドMLOADXUtilityLimitsがFALSEに設定されている場合、Updateオペレータには、1つのデータベース ロード スロットが必要です。
ジョブが拡張MultiLoadプロトコルを使用し、MLOADXUtilityLimitsがTRUEに設定されている場合、Updateオペレータには、1つのデータベース拡張MultiLoadプロトコル スロットが必要です。
ただし、同時拡張MultiLoadプロトコル スロットの数は、MaxMLOADXTasksフィールド制御を使用してデータベース環境で構成することができます。 同時拡張MultiLoadプロトコル スロットの数は、MLOADXUtilityLimitsフィールド制御がTRUEに設定されている場合にカウントされます。
以下のサンプル シナリオがあります。
- シナリオ1: MaxLoadTasksフィールド制御が15に設定されていて、MLOADXUtilityLimitsフィールド制御がFALSEに設定されているとします。データベースでは、FastLoad、FastExport、従来のMultiLoad、および拡張MultiLoadの各プロトコルを使用する同時ジョブが最大で15個まで許容されます。MLOADXUtilityLimitsフィールドがFALSEに設定されているため、MaxMLOADXTasksフィールド制御の値は無視されます。
- シナリオ2: MaxLoadTasksフィールド制御が15に設定され、MLOADXUtilityLimitsフィールド制御がTRUEに設定され、MaxMLOADXTasksフィールド制御が60に設定されているとします。この場合データベースでは、FastLoad、FastExport、および従来のMultiLoadプロトコルを使用する同時ジョブが最大で15まで許容され、拡張MultiLoadプロトコルを使用する同時ジョブが最大で60まで許容されます。
詳細については、<Teradata Vantage™ - データベース ユーティリティ, B035-1102>の「DBS制御ユーティリティ」を参照してください。