Updateオペレータは取得フェーズの開始時と終了時にチェックポイントを取得します。 取得フェーズ中のより詳細なチェックポイントは、チェックポイント間隔を秒単位で指定するtbuildコマンドの-zオプションを使用して指定できます。 例えば、次のように指定できます。
tbuild -f <file name> -z 120
この例では、-fオプションはtbuildに入力されるスクリプトの名前を指定し、-zオプションはチェックポイントが120秒ごとに取得されることを示します。
チェックポイントと再起動の詳細については、<Teradata Parallel Transporterユーザー ガイド、B035-2445>を参照してください。
Updateオペレータはロールバックできません。 適用フェーズで変更点がターゲット テーブルに適用されると、ジョブは先に進むことしかできなくなります。
ターゲット テーブルは元の状態に戻れないので、各種のテーブルに対してUpdate操作を実行する前に、これらをアーカイブすることを推奨します。
ジョブをはじめから再始動する(および再始動ログ テーブルを回避する)ためには、以下の操作を実行します。
- 再始動ログ テーブルを削除します。
- エラー テーブルおよび作業テーブルを削除します。
- 各種のチェックポイント ファイルを削除します。
Update操作を中断し、ターゲット テーブルを削除するには、以下の操作を実行します。
- 再始動ログ テーブルを削除します。
- エラー テーブルおよび作業テーブルを削除します。
- ターゲット テーブルを削除します。