遅延メソッドの使用 - Parallel Transporter

Teradata® Parallel Transporter リファレンス

Product
Parallel Transporter
Release Number
17.10
Published
2022年2月
Language
日本語
Last Update
2022-02-11
dita:mapPath
ja-JP/abr1608578396711.ditamap
dita:ditavalPath
ja-JP/obe1474387269547.ditaval
dita:id
B035-2436
Product Category
Teradata Tools and Utilities

ジョブで遅延メソッドを使用する場合は、そのデータ内容によってLOB列を BLOB (lengthBytes) AS DEFERRED BY NAMEまたは CLOB (lengthBytes) AS DEFERRED BY NAMEとしてスキーマで定義する必要があります。

ジョブの実行中は、次のイベントに注意してください。
  • SQL Selectorオペレータは、遅延LOB列からデータを取得し、外部データ ファイルにそのデータを書き込みます。 これらのデータ ファイルは、LobDirectoryPath属性で指定されたディレクトリ、またはLobDirectoryPath属性を使用していない場合は現在の作業ディレクトリに一時的に置かれます。
  • 1つのデータ ファイルは、1つのLOB列に対するデータを示します。
  • これらのLOBデータ ファイルには、次のような定型の名前が付いています。

    <file-basename>_<column-name>_c#<job-id>_p<#>_r<#>.<file-extension>

    構文規則:

    • <file-basename>は、LobFileBaseName属性で指定される値です。
    • <column-name> は、ソース テーブルで定義される列の名前です。
    • <job-id>は、tbuildコマンド ラインからのジョブ名です。
    • <#>は、Teradata PTによって内部で生成される整数です。
    • <file-extension>は、LobFileExtension属性で指定する値です。

      これらのLOBデータファイルは、データがターゲット テーブルに挿入された直後に削除する必要があります。

<install-directory>/sample/userguideディレクトリにあるTeradata PTスクリプトのサンプルについては、PST00021.txtファイルを参照してください。