目的
ユーザーIDおよびパスワードが有効な場合、セッションを確立します。
使用上の注意
アカウントが提供されなかった場合には、ユーザーのデフォルトのアカウントを使用します。
このパーセルは、アプリケーションの指示によってCLIv2が生成します。
パーセル データ
次のテーブルに、Logonパーセルのフィールド情報をリストします。
フレーバー フィールド | パーセル本体の長さ | パーセル ボディ フィールド |
---|---|---|
36 | 278 | LogonString: 5~128バイト |
フィールドについての注意
LogonStringは、次の要素から成る文字列です。
userid, password[, ‘account’]
次のような場合に当てはまります。
useridはユーザーの識別子です。少なくとも1つの文字から成り、最大30文字まで構成できます。使用する文字セットによって、1文字で必要なバイト数が1、2、3バイトと異なります。このため、フィールドを指定するのに最大で90バイト必要になる場合があります。useridは単一引用符で囲むことができ、その場合、それぞれ1バイト分(Unicode®の場合は2バイト分)必要になります。したがって、最大長は92バイトとなります。
SQL終端記号(単一引用符など)には、常に最短文字、つまり1バイトの文字を使用しなければなりません。終端記号に3バイトの文字が使用されることはありません。
ユーザーIDとパスワードはカンマで区切る必要があります。
passwordはユーザーのパスワードです。少なくとも1つの文字から成り、最大30文字まで構成できます。使用する文字セットによって、1文字で必要なバイト数が1、2、3バイトと異なります。このため、フィールドを指定するのに最大で90バイト必要になる場合があります。passwordは引用符で囲むことができ、その場合、それぞれ1バイト分(Unicodeの場合は2バイト分)必要になります。したがって、最大長は92バイトとなります。
SQL終端シンボル(引用符など)には、常に最短文字、つまり1バイトの文字を使用しなければなりません。終端シンボルに3バイトの文字が使用されることはありません。
アカウントが省略されない場合、パスワードとアカウントはカンマで区切る必要があります。
ユーザーID、パスワード、およびアカウント名はそれぞれセッション文字セット中の文字から構成されます。
セッション文字セットで2バイト文字がサポートされていれば、それを使用できます。その際、個々の2バイト文字の連続グループの前にシフトアウト制御文字X'0E'を付け、後にシフトイン制御文字X'0F'を付けます。
TDP識別子と区切りスラッシュは、標準ASCII文字セットで指定する必要があります。
カンマも空白も2バイト文字として指定することはできません。
アカウント(オプション)はユーザーがログオンに使用するアカウントです。
accountは、最大30文字で構成することができ、単一引用符(アポストロフィ)で囲まなければなりません。 account名に含まれる単一引用符は、2個の単一引用符で表わさなければなりません。 後ろの単一引用符は、30文字の限度に含まれません。
使用する文字セットによって、1文字を構成するバイト数が1、2、3バイトと異なります。
アカウント文字列が30の単一引用符(アポストロフィ)から成り、Unicodeでエンコードされている場合(2バイトの終端記号)、フィールドの指定に124バイトが必要になります。
ユーザーIDとパスワードはTeradata SQLワードの語彙の特徴を満たす必要があります。
<Teradata Vantage™ - データベースの設計, B035-1094>および<Teradata Vantage™ - SQLの基本, B035-1141>の語彙の特徴に関する説明を参照してください。