目的
2PCセッションでのVote-and-Terminate(投票して終了)処置を要求します。
VoteTermパーセルは、単独でも送信できますが、メッセージ(Teradata SQL文を定義する一連のリクエスト パーセルとデータ パーセルの最後)に含めて送信することもできます。
使用上の注意
既存データを変更する更新でVoteTermパーセルを使用する場合、必ずコミットが生じます。
即時のコミットを望まない場合、VoteTermパーセルの代わりにVoteRequestパーセルを使用します。
VoteTermパーセルがTeradata SQL文と同じメッセージで送信された場合、Vote and Terminate(投票して終了)リクエストの後に複文リクエストのルール(すべてのステートメントが成功するか、すべてのステートメントが失敗するか)が続きます。
プログラムでInitiate with Protocol-FunctionとVote/Terminate関数を併用している場合、VoteTermパーセルは、リクエストおよびデータ パーセルの後に含まれます。
応答は、次のいずれかになります。
- Successパーセル。データベースがトランザクションをコミットしたことを示す。
- Failureパーセル。データベースがトランザクションをロールバックしたこと、またはセッションが2PCモードでないことを示す。
Failureパーセル内のエラー コードに、データベースがトランザクションをコミットできなかった理由が示されます。
パーセル データ
次の情報は、VoteTermパーセルに適用されます。
フレーバー | パーセル ボディ長 | パーセル ボディ フィールド |
---|---|---|
116 | 0 | なし |