アプリケーションでは、複数のデータベース セッションを使用すれば、リクエストの真の並列処理を実現できます。そのようにすれば、アプリケーションでセッションごとに1個ずつ、複数リクエストを同時にディスパッチすることができます。
どのように機能するか
それぞれの並行リクエストは、そのリクエストが関連付けられたセッションのid(Connect関数のDBCHCLの呼び出しからのOutput Session Idの値)、およびリクエスト自体のid(Connect、Initiate Request、またはRun Startup関数のDBCHCLの呼び出しからのOutput Request Idの値)の両方を使用してCLIに識別させることができます。
トークンの使用
アプリケーションで、リクエストを開始する場合に各リクエストにトークンを与えることができます。 このトークンは、リクエストの応答が到着したときにDBCHWATによって返されます。
アプリケーションでは、いくつかのセッション上で複数のリクエストを同時に処理待ち状態にすることができます。 アプリケーション プログラムを待機させるための1つの方法は、DBCHWATを使用して非同期的待機状態を呼び出すことです。 待機状態は、未決のリクエストのどれかが終了したときに終わります。