クエリー グループ ポートレットを使用すると、Teradata DatabaseシステムまたはTeradata QueryGridで動作し、かつ定義された基準と一致するセッション クエリーの情報を表示することができます。
クエリー グループは、1つ以上のTeradata Databaseユーザー、アカウント文字列、クエリー バンド、およびワークロードを組み合わせたものです。例えば、ユーザーのグループを含むクエリー グループを構成して、ユーザーの国に基づいてクエリーを表示させることができます。
一定の基準または特性と一致するクエリーが、グループ内に表示されます。ユーザーは、自分に割り当てられたグループのみを表示できます。問題があるクエリーを特定したら、優先順位やワークロードの変更、クエリーのリリース、またはクエリーやセッションのアボートなどを行なって問題を訂正することができます。これらの処置は、一度に1つのクエリーまたはセッション、あるいは複数のクエリーまたはセッションにおいて実行します。
サマリー ビューには、データベースで実行中のグループごとに1行が割り当てられた表が表示されます。この表には、そのグループの基準セットと一致するすべての情報が表示されます。
詳細ビューには、セッションとクエリーの情報が表示されます。
クエリー グループ ポートレットを使用すると、すべてのセッションを対象にグループでクエリーをフィルタリングできます。特定の列にしきい値を設定できます。しきい値を超えた値は、サマリー テーブルで強調表示されます。
設定ビューを使用すると、表示オプションを変更することができます。
クエリー グループ ポートレットのインスタンスを1つ以上開いて、複数のTeradata Databaseシステムをモニターできます。