Teradataワークロード管理では、購入したプラットフォームとライセンスに応じて異なる戦略を提供しています。
- TASM
- Teradata Active System Management (TASM)は、エンタープライズ層ライセンスに含まれており、Teradata Databaseでの完全なワークロード管理を実行します。
- IWM
- Teradata Integrated Workload Management (IWM) は、基本ワークロード管理を行なうTeradata Databaseの機能です。基本EDWプラットフォームの顧客は、オプションでTASMを購入できます。
TASMライセンスについて質問がある場合は、Teradataアカウント マネージャに問い合わせてください。
TASMでは、完全なワークロード管理機能セットを提供しています。IWMワークロード管理機能はより限定され、SLES 10およびSLES 11では選択するシステムによって異なるオプションがあります。- 状態
- Teradata Database 15.00以降では、Integrated Workload Management(IWM)システムには計画済の環境に対するオプションはありますが、計画外のイベントまたはヘルス状態に対するオプションはありません。Teradata Database 14.10以前では、Integrated Workload Management(IWM)システムには、クエリー セッション、フィルタ、スロットルのカスタム状態、ヘルス状態、計画済の環境、状態特有の値に関するオプションがありません。SLES 10のIWMシステムにはワークロード用のオプションはありません。
- 仮想パーティション
- Integrated Workload Management(IWM)システムには仮想パーティションのオプションがありません。
- ワークロード管理メソッド
IWMシステムにはSLG層ワークロード管理メソッド用のオプションはありません。IWMシステムは、戦術的管理メソッドおよびタイムシェア管理メソッドのみ使用します。
- 例外
- SLES 10およびSLES 11 IWMシステムでは、ルールセット レベルで例外を定義する機能は提供していません。SLES 11 IWM システムでは、戦術的なワークロードに対する戦術的な例外を定義するための機能を提供しています。