サービス クラスはクエリーの優先順位を制御します。また、Teradata Asterシステムが使用可能なハードウェア リソースをシステム内のアクティブなすべてのクエリー、および物理バックアップなどのその他のアクティビティの間で分割する方法を定義します。
Teradata Asterシステム用のサービス クラスを作成する場合は、処理の優先順位とメモリの制限を設定できます。
- 処理の優先順位は、他のワークロードと比べたワークロードの全体的な重要性を示します。ウェイトは、CPUやディスクI/Oに対するリソース割り当てを優先順位内で相対的に表したものです。ウェイト値はリソース割り当て率を示します。例えば、2つのステートメントを実行する場合の優先順位が同じで、ウェイト値がそれぞれ80と20の場合、リソースは4:1の比率で割り当てられ、ほとんどのリソースはウェイト値が高いステートメントに割り当てられます。
- メモリの制限を使用すると、このサービス クラスに関連付けられているすべてのクエリーに対して、ノードあたりの最大合計メモリを指定します。メモリのソフト リミッ(%)は、システムでメモリの競合がある場合、ワークロードが占有できるメモリの割合の最大値です。メモリのハード リミット(%)は、システムでメモリの競合がない場合でも、ワークロードが占有できるメモリの割合の最大値です。
これらの設定は、サービス クラスにマップされるすべてのクエリーに適用されます。各サービス クラスは1つまたは複数のワークロードで使用できます。
Teradata Viewpointでサービス クラスを作成する前に、<Teradata Aster® Databaseユーザー ガイド>でこれらの制限の詳細について参照することをお勧めします。