ワークロードは、一連のワークロード管理コントロールをグループに適用するために、特性を共有するクエリーのグループです。ワークロードには、システム管理の分類フェーズで評価される稼動値と定義特性があります。 高品質のワークロード管理により、重要な作業における応答時間を短縮し、応答時間の一貫性を向上できます。
以下のリクエストは、ワークロードの例です。
- レポートについて、地域別または組織別に細分化されたバッチ ジョブ。
- カレンダに従って、または定期的に作成する週次または月次レポート。
- 実行されるときは常時重要なジョブ。
ルールセット ツールバーからアクセスできるワークロードビューには、次のタブが配置されています。
- ワークロード
- ワークロード、その属性、および有効なステータスのリストが表示されます。ワークロードを追加または削除したり、ワークロードをクリックして追加設定を表示したりできます。
WD-Defaultは、特定のワークロードに分類されていないクエリーに適用されるデフォルトのワークロードです。デフォルトのワークロードは、他のいずれのワークロードも該当しない場合にのみ適用されるように、評価順序の最後に表示されます。デフォルトのワークロードを削除または無効化することはできません。
- 評価順序
- 評価順序は、ワークロードへのクエリーの配置を決定するのに役立ちます。クエリーは、一致する述語を持つワークロードのうち、評価順序が一番早いものにマップされます。
- サービス クラス
- サービス クラスは、各ワークロードに割り当ててクエリーの優先順位を制御するための属性です。もっと広い意味では、サービス クラスはデータベースが使用可能なハードウェア リソースをシステム内の実行中のすべてのクエリー、および物理バックアップなどのその他のアクティビティの間で分割する方法を定義します。詳細については、<Teradata Aster® Databaseユーザー ガイド>を参照してください。
SC既定は、サービス クラスが割り当てられていないワークロードに適用されるデフォルトのサービス クラスであり、最初はデフォルトのワークロードで使用されます。SC-Defaultにはデフォルトで中間の優先順位、および100のウェイト値が設定されていますが、これらの値は変更できます。