CREATE USER文またはMODIFY USER文でCOLLATIONオプションを使用すれば、ユーザー レベルでのMULTINATIONAL照合が可能です。照合が指定されていない場合のデフォルトはHOSTです。すなわち、クライアント システムの標準のソート順序は、IBMクライアントの場合にはEBCDIC、その他の場合にはASCIIが使用されます。
SET SESSION COLLATION文を発行して、セッション レベルでデフォルトを変更することができます。
MULTINATIONAL照合が有効な場合、デフォルトの照合順序は、システムの始動時の照合の設定によって決定します。<Teradata Vantage™ NewSQL Engineの国際文字セット サポート、B035-1125>も参照してください。
国際的なソート順序はプログラムの定数によって定義され、その照合が現在のセッションの文字集合と互換性があるかどうかの検証は行なわれません。ソート順序の選択は、データベース管理者に任せられます。プログラムによって設定された文字のソート順序を変更することはできません。