ビューはLOCKING FOR ACCESSルールを遵守するように作成される場合が多いのですが、ビューに対してLOCKING FOR READリクエスト修飾子を指定することによって、LOCKING FOR ACCESSを変更することができます。たとえば、次のようになります。
REPLACE VIEW vprod.ad_me_inf AS LOCKING TABLE prod.ad_me_inf FOR ACCESS SELECT ad_me_id, ad_me_dsc_tx FROM prod.ad_me_inf;
以下の問合わせに対してEXPLAINを実行すると、文1にACCESSロックを見ることができます。
SELECT COUNT(*) FROM vprod.ad_me_inf;
以下の問合わせに対してEXPLAINを実行すると、レポートの文1にREADロックを見ることができます。
LOCKING TABLE vprod.ad_me_inf FOR READ SELECT COUNT (*) FROM vprod.ad_me_inf;
LOCKING FOR ACCESSリクエスト修飾子は、いつでも誰でも変更することができるため、この動作は望ましくないと見なされます。ただし、ユーザーによっては、これを便利と考え、リクエストにロックを含めることによって、ビューでのロック句を変更するために使用しています。