目的
固定した文字列を要求元に返します。
構文
構文要素
- string
- 要求元に返されるテキストです。
- command
- 要求元へ返すBTEQ形式のコマンドを指定します。コマンドは、セミコロンで終了させなくてはなりません。
ANSI準拠
ECHOは、ANSI SQL:2011規格に対するTeradata拡張機能です。
必要な権限
なし。
埋め込みSQLでのECHOの非サポート
TeradataプリプロセッサはECHOをサポートしていません。
SQLプロシージャでのECHOの非サポート
SQLプロシージャはECHOをサポートしません。
ECHOの機能
システムがECHOリクエストを検出すると、stringの入った一まとまりのECHOをクライアント システムに返し、それはクライアント システムで解釈されます。
ECHOおよびBTEQ
ECHOはマクロでもっともよく使用され、マクロの実行の際にBTEQコマンドを実行します。
ECHOは、次のBTEQコマンドと一緒に使用することはできません。
- =
- EXPORT
- IMPORT
- LOGOFF
- LOGON
- QUIT
- REPEAT
- RUN
commandがBTEQ形式のコマンドでない場合、BTEQは違法なコマンドをエラーとしてログに記録します。
例: ECHO
次のECHO文リクエストは、BTEQを通じて報告書を作成するマクロ内で使用することができます。マクロの実行中にこのリクエストがあると、印字ページの幅が72文字に設定されます。
... ECHO 'SET WIDTH 72;'...