USINGリクエスト修飾子 - Teradata Database - Teradata Vantage NewSQL Engine

Teradata Vantage™ SQLデータ操作言語

Product
Teradata Database
Teradata Vantage NewSQL Engine
Release Number
16.20
Published
2019年3月
Language
日本語
Last Update
2019-10-29
dita:mapPath
ja-JP/fbo1512081269404.ditamap
dita:ditavalPath
ja-JP/fbo1512081269404.ditaval
dita:id
B035-1146
Product Category
Software
Teradata Vantage

目的

クライアント システムからTeradata Databaseにデータをインポートしたり、Teradata Databaseからクライアント システムにデータをエクスポートしたりするために使用する、1つ以上の変数パラメータ名を定義します。インポートまたはエクスポートしたLOBデータの処理方法も指定します。

以下も参照してください。
  • Basic Teradata® Queryリファレンス、B035-2414
  • Teradata® SQL Assistant for Microsoft Windowsユーザー ガイド、B035-2430

必要な権限

なし。

構文



構文要素

using_variable_name
修飾子に関連するSQLリクエスト内でパラメータとして参照されるUSING変数の名前。
指定するそれぞれの名前は固有でなければなりません。
処理中に、SQLリクエストに含まれる各using_variable_nameは、クライアント アプリケーションから読み込まれた定数値に置き換えられます。
また、ドット表記法を使用してDATASETおよびJSONデータにアクセスすることもできます。<Teradata Vantage™ DATASETデータ型、B035-1198>の「ドット表記を使用したDATASETデータへのアクセス」および<Teradata Vantage™ JSONデータ型、B035-1150>の「JSONエンティティ参照(ドット表記構文)」を参照してください。
data_type
using_variable_nameに代わる定数値のデータ型を指定します。
UDT型は直接にはサポートされません。変換の回避策に関する詳細および情報については、UDTのUSINGサポートを参照してください。
これを使ってデフォルト値を設定することもできます。
データ型のリストについては、<Teradata Vantage™データ タイプおよびリテラル、B035-1143>を参照してください。
data_type_attribute
以下にリストされたデータ型属性の1つ。
USINGによってインポートされる値の取扱いに影響するデータ型属性は、次のものだけです。
  • CASESPECIFIC
  • NOT CASESPECIFIC
  • UPPERCASE
サーバー文字セット属性(例えばCHARACTER SET LATIN)を、data_type_attributeの一部に含めることはできません。
型属性は、ANSI SQL:2011規格に対するTeradataに対する拡張機能です。
AS DEFERRED
リクエストされると、LOBデータは他の行データとは別個に、クライアント アプリケーションからTeradata Databaseに送られます。
このオプションはLOBデータにのみ有効です。
SLES 11 EDW システムがありTeradata Database 16.0以降を使用している場合、flexスロットルが適用されるように指定できます。 詳細については、ラージ オブジェクトのUSINGサポートを参照してください。
BY NAME
USING行のデータをクライアントのファイル名として解釈します。システムがAS DEFERREDに続くBY NAMEオプションを検出すると、以下のイベントが番号順に発生します。
Teradata Databaseは、ファイル名をクライアントに送信します。
クライアントはファイルを開きます。
クライアントはファイルにあるデータをTeradata Databaseに送信します。
AS LOCATOR
クライアント アプリケーションは、セッションの以前のSELECTリクエストから生成されたLOBのロケータをTeradata Databaseに渡します。
このオプションはLOBデータにのみ有効です。
SLES 11 EDW システムがありTeradata Database 16.0以降を使用している場合、flexスロットルが適用されるように指定できます。 詳細については、ラージ オブジェクトのUSINGサポートを参照してください。
SQL_request
USINGリクエスト修飾子が関連付けられるSQLリクエストを指定します。
これは、複文リクエスト、非DDLの任意の単一文リクエスト、または明示的トランザクションのどれでもかまいません。
USINGで定義したパラメータを指定して、SQLリクエストに含まれるTOP n演算子のnに値を渡すことができます。例: TOP演算子を含むUSINGリクエスト修飾子を参照してください。
SQLリクエストに含まれるすべてのUSING変数名の前には、コロン記号が必要です。

ANSI準拠

USINGは、ANSI SQL:2011規格に対するTeradata拡張機能です。