目的
SELECT、DELETE、INSERT、UPDATE、ABORT、およびROLLBACK文中の条件式を満たす行をフィルタします。
構文要素
- WHERE
- SELECT文の検索条件を指定します。
- search_condition
- 文に返される行が満たしていなければならない条件付き検索式。条件式や述部としても知られる。
- 引数は、個々の値、ユーザー定義関数、DEFAULT関数、およびsubqueryを含めたあらゆる有効なSQL式にすることもできますが、式全体が、単一の(TRUEまたはFALSE)ブール結果を返す形式でなければなりません。
- 論理式は、数値、文字列、および部分列の比較を含みます。
- WHERE句の検索条件でARRAYまたはVARRAYのデータ型を返す式は指定できません。関係演算子および式に関する詳細は、<Teradata Vantage™ SQL関数、式、および述部、B035-1145>を参照してください。
- スカラー サブクエリーは、有効な検索条件です。
- 検索条件にLOBを含む式は、最初に別のデータ型にキャスト(例えば、BLOBをBYTEまたはVARBYTEに、またはCLOBをCHARACTERまたはVARCHARにキャスト)するか、または結果がLOBではない関数に渡さない限り、指定することはできません。
- 検索条件に含まれるサブクエリーにSELECT AND CONSUMEを指定することはできません。
- search_conditionが式で呼び出されて値式を返す場合は、スカラーUDFのみを指定できます。
- 検索条件に行レベル セキュリティ制約の値を指定すると、エンコード形式で表現しなければなりません。
ANSI準拠
WHERE句は、ANSI SQL:2011に準拠しています。
関連トピック
WHERE句の使用に関する詳細は、以下を参照してください。