拡張間隔が拡張式の要素タイプの粒度よりも長い場合でも、アンカー ポイント拡張を使用すれば、以下のケースも可能です。
- 拡張期間には単一アンカー ポイントが1つもない。
例えば、拡張がMONDAYごとに行なわれ、拡張期間がPERIOD(DATE '2007-08-14', DATE '2007-08-17')だとすると、拡張期間は火曜に始まり、同じ週の金曜に終わります。
この場合、入力行は拡張結果になんの拡張行も作成しません。
- 拡張期間の開始境界がアンカー ポイントと揃っておらず、拡張間隔よりも継続期間が長い。
この場合、拡張された行セットには、拡張期間の開始境界に対応する行はありません。
例えば、拡張が月曜ごとに行なわれ、拡張期間がPERIOD(DATE '2007-08-15', DATE '2007-08-25')とすると、拡張された結果には、DATE '2007-08-20'となる1ポイントのみが含まれます。
- 拡張期間の開始境界がアンカー ポイントと揃っている。
この場合、拡張された行には、拡張期間の開始境界を持つ行が含まれます。
例えば、拡張が月曜ごとに行なわれ、拡張期間がPERIOD(DATE '2007-08-20', DATE '2007-08-25')とすると、拡張された最後の行には、DATE '2007-08-20'が含まれます。
拡張された行は、拡張期間内のすべてのアンカー ポイント(アンカー ピリオドのBEGINポイント)に対応します。各行は拡張期間内に存在するアンカー ポイントの数になるまで拡張します。