SQL文の場合、参照されるテーブルは基本テーブル、派生テーブル、キュー テーブル、またはビューのどれかです。派生テーブルとビューのセマンティックは同じです。ビューの詳細については、<Teradata Vantage™ SQLデータ定義言語 - 構文規則および例、B035-1144>の「CREATE VIEW」を参照してください。
派生テーブルは、他の1つまたは複数のテーブルから、subqueryの結果として取得されます。
このオプションを使うと、基礎となるテーブル セットから選択されたデータから成るスプールをFROM句に指定することができます。派生テーブルは、ビュー テーブルに似ています。
スカラーUDFは、派生テーブルの任意のポイントから呼び出すことができます。
構文
構文要素
- with modifier
- WITH修飾子を参照してください。
- (subquery)
- 入れ子のSELECT式を指定します。
- AS
- 派生テーブルの名前の前に指定できる導入句(任意指定)。
- derived_table_name
- 派生テーブルの名前。
- column_name
- サブクエリーにリストされる列名または式のリスト。名前によるsubqueryの列参照が可能になります。列名のみ指定できます。 table_name.column_nameまたはdatabase_name.table_name.column_nameのような形式は使用できません。
ANSI準拠
派生テーブルはANSI SQL:2011に準拠しています。