統計が最後に収集されてから追加された行を外挿により合理的に見積もる機能がシステムに備わっているとしても、かなりの時間が経過した(古い)統計は、最適化ルーチン問合わせ計画にとって、統計がまったくないことよりも悪影響をもたらす可能性があります。
推奨事項:COLLECT STATISTICSのTHRESHOLDオプションを使用すると、システムは、統計が古くて再収集する必要があるか、それとも再収集をスキップできるかどうかを自動的に判別します。THRESHOLDオプションを使用した不要な統計再収集のスキップを参照してください。
現在の統計情報が古くなっているけれども、リソース競合を避けるために統計情報の再収集を行いたくない場合には、DROP STATISTICSコマンドを使用してその統計を一時的に削除し、システムによって自動的に収集されるデフォルトの統計を使用できます。ただし、できるだけ早い機会に、新しい統計を再収集する必要があります。