問合わせのモニターは、Teradata Viewpoint クエリー モニター ポートレットや、効率的に実行されていない問合わせを識別するためのその他のツールおよびユーティリティを使用して行なうことができます。問合わせの実行効率は、主に以下のような原因によって低下します。
問合わせの問題 | 結果 |
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統計が古い | 最適化ルーチンは統計を使用して問合わせの実行を計画する。統計が古い場合、最適化ルーチンは効率の低い計画を作成する可能性があります。 推奨事項: テーブルを調べて統計が古いかどうか確認し、必要に応じてCOLLECT STATISTICSを使用した問合わせパフォーマンスの向上: アプリケーションDBAのように統計を再収集する。 |
データのスキュー状態が不適切 | AMP間のテーブルの行の分散が不均衡になって、問合わせの実行が不均衡になる結果、処理時間が長くなる。 推奨事項:テーブルのスキューをモニターする。必要に応じて、プライマリ インデックスを再定義します。スキューのあるテーブルの検出と修正を参照してください。 |
問合わせの構成に問題がある | SQL構文に問題があったり句読点が欠落していたりすると、問合わせが不適切になることがある。 推奨事項:
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同時並行性の問題 | ロック競合か、同時に行なわれている問合わせの相対的優先順位のために、一部の問合わせが遅延するか、実行できない。 推奨事項:
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