固定領域の容量の一部は、グローバル一時テーブルの定義を格納するために使用され、一時領域は、実体化されたグローバル一時テーブルの行を保持するために使用されます。一時領域は、テーブル レベルではなく、データベース レベルまたはユーザー レベルで割り当てます。
一時領域の制限は、CREATE/MODIFY PROFILE文またはCREATE/MODIFY USER/DATABASE文のTEMPORARYパラメータで定義します。
プロファイル定義はユーザー定義をオーバーライドし、定義に設定を追加しません。
一時割り当ての最大およびデフォルト制限は、以下のテーブルの説明に従って決定されます。
状況 | プロファイル | 制限の継承 |
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CREATE/MODIFY USER/DATABASE文にTEMPORARYを指定 | 適用しない | 直接所有者。直接所有者の制限を越えることはできない。 |
適用する | CREATE/MODIFY PROFILE文を実行依頼したユーザー。制限はそのユーザーの制限を超えることができない。制限は次のように決定されます。
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TEMPORARY制限をCREATE/MODIFY USER/DATABASE文に指定しない | 適用しない | ユーザーの直接所有者 |
適用する | プロファイルの指定 | |
適用するがSPOOLパラメータはNULLまたはNONE | CREATE/MODIFY PROFILE文を実行依頼したユーザーの指定。次のように決定されます。
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CREATE USER、CREATE DATABASE、またはCREATE PROFILE文を使用して一時領域の制限を割り当てる場合は、領域制限に注意してください。一時領域のシステム レベルを調べるためには、DBC.DiskSpaceVビューに問合わせます。
一時領域のタイプについて次のテーブルに説明します。
一時領域のレベル | 説明 |
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CURRENTTEMP | これは、グローバル一時テーブルにより現在使用されている領域量です。 これには、基となるグローバル一時テーブルの定義のために、各AMPに格納されるテーブル ヘッダーのために必要な固定領域の容量は含まれません。
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PEAKTEMP | これは、最後のセッション以降に使用された最大の一時領域です。 一時領域は、セッションが終了すると解放されます。 |
MAXTEMP | MaxTempは、グローバル一時テーブルの行に使用可能な領域の制限を指定します。 これには、基となるグローバル一時テーブルの定義のために、各AMPに格納されるテーブル ヘッダーのために必要な固定領域の容量は含まれません。
値は、次の制限を超えることはできません。
値を指定せず、ユーザーがプロファイルと関連付けられている場合、定義されていれば、MaxTempはそのプロファイルの値をデフォルトとして取ります。プロファイルTEMPORARYがNULLまたはNONEに設定されているか、ユーザーがプロファイルに関連付けられていない場合、MaxTempは、ユーザーの親の値をデフォルトとして取ります。 |