識別列のあるBTEQジョブでの再始動およびアボート - Advanced SQL Engine - Teradata Database

Teradata Vantage™- データベースの管理

Product
Advanced SQL Engine
Teradata Database
Release Number
17.10
Published
2021年7月
Language
日本語
Last Update
2021-09-23
dita:mapPath
ja-JP/upb1600054424724.ditamap
dita:ditavalPath
ja-JP/wrg1590696035526.ditaval
dita:id
B035-1093
Product Category
Software
Teradata Vantage

BTEQのインポート中に再始動が行なわれると、BTEQは、システムが再始動から回復した後に、最後の未完了の行挿入の実行を再度依頼します。識別列の番号付けは、ここから継続します。しかし、直前の挿入が完了している場合でもBTEQが再挿入を行なうことがあるので、再始動によって重複が生じる可能性があります。相手表がMULTISETであり、UPIで定義されていなければ、重複は検出されません。

メインフレーム接続のBTEQのインポート中にセッション アボートが発生した場合は、最後の未完了の行挿入の再実行依頼は行なわれず、関連データが失われる可能性があります。ワークステーション接続BTEQのインポート セッションがアボートされて、挿入を再び実行依頼する他のセッションが存在しない場合にも、関連したデータが失われることがあります。

どちらの場合も、対象となるテーブルがUPIと共に定義されていない限り、セッションのアボート前に新規に挿入された行を消去しなければ、手動でインポートを再始動すると行の重複となる可能性があります。