ほとんどのブロックは一時的なので、放置していても問題はありません。ただし、特定のブロックが長く続くときには、以下の手順で調査して原因を突き止め、何らかの対処が必要かどうかを判断してください。
- Teradata Viewpoint クエリー モニター ポートレットを使用して、問合わせのブロックと遅延に関連するパラメータを監視します。
状態 説明 ブロック 問合わせがアクセスを試みているオブジェクトへのロックによって、セッション問合わせが一時停止されていることを示します。 ブロック時間 問合わせがブロックされている時間の長さ。 一時的なロックは通常操作として行なわれ、有害ではありません。ロックが長く続く場合は、以下の可能性があります。
- 問合わせがロックを完了して解除できなくなったために、暴走しているかハングしています。直ちにアボートしてください。
- 大規模な更新操作やバックアップ操作など、実行に時間がかかる問合わせが実行中です。リソースの競合を回避するために、再スケジュールする必要があります。
遅延 問合わせが、ワークロード ルールによって生成された遅延待ち行列に入れられています。 - 問合わせのセッションIDをクリックして、詳細の表示を表示します。
- 問合わせがブロックされている場合は、ブロック元タブで詳細を確認します。
- 問合わせが遅延している場合は、遅延タブで遅延の原因に関する詳細を確認します。
- ロック ビューア ポートレットを使用して、以下に示す、ブロックに関する詳細情報を取得することもできます。
- ブロック時間
- データベース
- テーブル
- 遅延
- ブロックされたユーザー
- ブロッキング レベル
- ブロッキング ユーザー