すべてのデータベース ユーザーはTeradata Viewpointを使用してデータベースをモニターできますが、必ずしもすべてのユーザーがTeradata Viewpointのすべての機能を必要とするわけではありません。
以下のテーブルの例を使用すれば、様々な種類のユーザーが必要とするデータベース モニター機能を判別し、Teradata Viewpointのロールに対する権限を作成して割り当てる方法を判断することができます。
ロール | 権限 |
---|---|
デフォルトのTeradata Viewpointロール | |
管理者 | このロールはTeradata Viewpointの管理者のみに割り当てます。 すべての権限があります(デフォルト)。このロールは、[管理]ツール メニューの機能にアクセスし、Teradata Viewpointのアラート、ユーザー、ロール、およびシステムを構成できます。 |
ユーザー | 最小限の権限があります。 |
TD_SE (Teradataソリューション エンジニア) | このロールは、Teradataソリューション エンジニアが、システム稼働状況や測定基準にアクセスする必要がある場合に使用します。このロールの有効、無効を切り替えることはできますが、再構成はしないでください。 |
TD_TSS(Teradataテクニカル サポート スペシャリスト) | このロールは、Teradataテクニカル サポート スペシャリストがユーザーのシステムSQLにアクセスする必要がある場合に使用します。このロールの有効、無効を切り替えることはできますが、再構成はしないでください。 |
カスタム ロールの例 ロールは、ユーザーの種類に示されているユーザーの種類/業務に基づいています。
|
|
データベース管理者 | データベース管理者は、データベースの管理業務を実行するために、すべてのTeradata Viewpointモニター機能が必要になる可能性があります。 推奨されるロール権限:すべてのポートレットとポートレット機能を使用する権限のあるDatabase Administratorロールを作成してください。ただし、System Administrationは除外します。Teradata Viewpoint管理者のみがアクセスできるようにすべきだからです。 下位レベルの管理者のために、いくつかのポートレットと機能へのアクセスを制限する追加ロールを作成すると便利な場合があります。
|
データベース プログラマ/パワー ユーザー | データベース プログラマは管理者に類似した機能、データベース オブジェクトの作成、アドホック問合わせの実行、パフォーマンスのモニターを実行します。 推奨されるロール権限:データベース管理者に類似していますが、分析機能は不要です。 データベースのプログラマ権限は、多くの場合、開発データベースに制限されますが、Teradata Viewpointはシステム内のすべてのデータベースをモニターします。
|
バッチ ユーザー | バッチ ユーザーはユーティリティのロードとエクスポートを実行します。バックアップ、アーカイブ、復元操作を実行する場合もあります。 推奨されるロール権限には次のようなものがあります。
|
更新ユーザー | 様々な挿入/更新/削除操作を実行するユーザー。 推奨されるロール権限:
|
一般ユーザー | マクロとストアド プロシージャを実行してデータにアクセスする下位レベルのユーザー。データの選択とレポートの生成を行ないます。 推奨されるロール権限:
|