オペレーティング システムのメモリ サービスに関連した大きな負荷を負うことなくシステム操作中にメモリを取得できるようにするため、TDPはセルと呼ばれるメイン メモリの単位を、独自のより効率的なメモリ管理機能から取得します。
起動時に、メモリ管理機能はTDPが使用するために便利なサイズのセルをいくつか事前割り振りします。
セルのサイズは、内部定数によって決まります。最初のセル数は、内部デフォルトによって決まります。
TDPのサブタスクがメモリ管理機能からセルを要求したとき、TDPの他のサブタスクが使用可能なセルをすべて使用している場合、メモリ管理機能は以下の処置の1つを実行します。
- オペレーティング システムから新規のセルを取得する。
- 要求元のサブタスクをメモリの待機状態にする。
要求元が待機状態になった場合、その待機は他のTDPサブタスクがセルを解放すると終了します。新規のセルを取得するか既存のセルを待つかの決定は、TDPの判断によって決まります。
TDPは通常、約4から5MBの仮想領域を使用します。オペレーティング システムへの負荷となる呼び出しを回避するため、TDPはその作業領域を複数のセルに分割します。特定のサイズのセルの80%が使用中になると、警告メッセージ(TDP0021)が表示されます。
性能とメモリの管理も参照してください。