以下の手順を使用して、ユーザーが必要とするすべてのビューとマクロを入れる1つ以上のビュー データベースを作成します。
- 任意のクライアント ツールを開始し、DBADMINユーザーとしてログオンします。
- 以下のデータベース パラメータの値を指定します。
構文要素 説明 Database Name ユーザーがアクセス可能なビューを格納するマスター データベースの名前。データにより簡単にアクセスできるようにするため、例えば次のように、さまざまな部門またはユーザー グループの要件に従って複数のビュー データベースを作成できます。 - Finance_ViewsやPurchasing_Viewsなどの部門別のビュー。
- Batch_User_ViewsやGeneral_User_Viewsなどのユーザー タイプ別のビュー。
例えば次のように、機能層別のビュー データベースも作成できます。- 各ビューが1つのテーブルを反映する読み書きビューの層。これは、データ テーブルに直接アクセスせずにバッチ式ロードや更新を行なう場合に有用です。
- 複数のテーブルからの関連情報を組み合わせるため、またはアクセスを制限するための、1つ以上のテーブルから選択された列を含む読み取り専用ビューの層。
ユーザーの種類の説明については、ユーザーの種類を参照してください。
Owner 必須。作成するオブジェクトを入れる領域を所有するユーザーまたはデータベースの名前。 推奨事項: プライマリ管理ユーザーの名前DBADMINを入力します。これは前にデータベース管理者ユーザーのセットアップでセットアップしたものです。
Permanent Space このデータベース内に作成される、領域を消費するオブジェクトを格納するために割り当てる、バイト単位または数値が得られる式で指定する固定領域。 推奨事項:ビュー データベースはデータを入れることを目的としたものではありませんが、ビューにアクセスするストアド プロシージャの配置には最善の場所です。ストアド プロシージャ用に少量の固定領域(例えば100MB)を割り当てることができます。その後、MODIFY DATABASE文を使用して割り当てを調整できます。
スプール領域 適用なし。ビュー データベースで実行される問合わせは、Spool_Reserveデータベースからスプール領域を取得します。 Temp Space 適用なし。 Account 適用なし。 推奨事項:プロファイル レベルまたはユーザー レベルでアカウントを指定します。
アカウントの使用の詳細については、アカウントの作業を参照してください。
Default Journal 適用なし。 推奨事項:ジャーナリングはビューに対しては指定しないので、適用なし。
Comment 任意選択。データベースを説明するテキストを入力します。 Before Journal 適用なし。 After Journal 適用なし。 FALLBACK オプション。フォールバックは、個別のミッション クリティカルなテーブル、またはサイズが大きいためテープや外部ディスクへタイムリーにバックアップできないようなテーブルに対してのみ必要です。このデータベースにはデータ テーブルのビューのみを収容します。 フォールバック用に最適化されたプラットフォームでは、NO FALLBACKのオプションとNO FALLBACKのデフォルトは使用できません。ここでは、最小推奨指定でViews_Databaseを作成する例を示します。追加のDBオプションは、初期のCREATE DATABASE文で指定するか、または、後でMODIFY DATABASE文を使用して追加できます。CREATE DATABASE "Views" FROM "DBADMIN" AS PERM = 0 NO BEFORE JOURNAL NO AFTER JOURNAL;
- ビュー データベースへのアクセス権限を付与します(ビューのためのテーブル アクセス権限の作業を参照)。この手順の完了後、このセクションに戻って、残りのタスクを続行します。
関連情報
参照トピックは、トピックが現れる最初のステップ順に配列されています。
ステップ | トピック | 詳細に関するリソース |
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3 |
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SQLプロシージャの概要、およびそれらがデータベースにどのように格納されるか | Teradata Vantage™ - SQLストアド プロシージャおよび埋め込みSQL、B035-1148 |