MechanismRankプロパティは、クライアント アプリケーションがユーザー選択のメカニズムを提供するときの優先順位を定義します。
デフォルト プロパティ値
- TDNEGO = “10”
- TD2 = “20”
- JWT = “30”
- KRB5 = “40”
- SPNEGO = “65”
- LDAP = “70”
- PROXY = “80”
有効な設定値
MechanismRankの値は数値でなければなりません。
デフォルトのMechanismRank値は参照用であり、10ずつの増加とはかぎりません。システムは昇順で値をランク付けし、最も低い数値が最優先されます。
編集ガイドライン
- TDNEGOはMechanismRankをサポートしています。ただし、TDNEGOはネゴシエートしようとしているメカニズム: TD2、ldap、KRB5、およびSPNEGOのメカニズム順位のみを調べます。TDNEGO自体を含む他のすべてのメカニズムではMechanismRankは使用されません。
- TDNEGOは、MechanismRankプロパティを使用して、ネゴシエートされるメカニズムの優先順位を決定します。
- TDNEGOの場合、このプロパティはクライアントとTeradata Databaseサーバー上で個別に設定できます。注: 選択するメカニズムはクライアントとサーバーの両方でローカルに決定されます。すべてのメカニズムのランクがクライアントとサーバーで異なる場合は、決定が行なわれるシステムでの順序で有効になります。