テスト ゾーンの設定 - Teradata Database - Teradata Vantage NewSQL Engine

テスト用ゾーン(サンドボックス)を設定するステップを以下に示します。

1. 適切な権限を持つDBAがデータベースを作成します。

   データベースの作成方法については、<Teradata Vantage™ - データベース管理、B035-1093>および<Teradata Vantage™ SQLデータ定義言語-構文規則および例、B035-1144>を参照してください。

2. CREATE ZONE権限を持つDBAが、新しいデータベースをrootとして設定したゾーンを作成します。

   CREATE ZONE  zone_name  ROOT  root_db_name  ;

3. ゾーンの作成者がrootデータベースからプライマリDBAを作成します。

   CREATE USER  DBA_user_name  FROM  database_name  ... ;

4. ゾーンの作成者が、ゾーン内でテストを実行する既存のユーザーからゾーン ゲストを作成します。ゾーン ゲストを作成するには次のSQL構文を使用できます。

   GRANT ZONE  zone_name  TO  user_or_role_name_list  ;

5. ゾーンのプライマリDBAは、サンドボックス ゾーンで実験やプロトタイピングなどを行なうために必要な権限をゾーン ゲストに付与します。 例は以下のとおりです。

   GRANT TABLE ON  root_db_name  TO  list_of_sandbox_zone_users;

6. テストが完了したら、ゾーンの作成者がゾーンを削除します。ゾーンを削除する前に、次のタスクを実行しておく必要があります。
   • プライマリDBAで、すべてのゾーン データベース オブジェクトを削除する必要があります。
   • ゾーン作成者(管理者)は、ゾーン ゲストからゾーンのアクセス権限を取り消す必要があります。
   • ゾーン作成者(管理者)は、プライマリDBAを削除する必要があります。
   • ゾーン作成者(管理者)は、ゾーン ルートを削除する必要があります。