- Teradata Databaseサーバーで、TDGSS/etcに移動します。
- TDGSSに付属のldapmodifyユーティリティを実行して、Novell eDirectoryを実行しているディレクトリ サーバーにTeradataスキーマ拡張機能をインストールします。スキーマのインストールが安全、正常に行なわれるように、ldapmodifyコマンドを実行するためのシンプル バインド、および推奨されるSSLまたはTLS保護を実行するためのシンプル バインドも指定します。証明書チェーンを確実にインストールするには、場合によっては、スキーマ拡張ファイルを格納するコンピュータ上でSSL/TLSをさらに構成する必要があります。詳細は、SSL/TLS保護オプションを参照してください。
必要なTeradataスキーマ拡張ファイルをインストールするには、以下に示すldapmodifyコマンドを保護スキームとスキーマ ファイル名に基づいてカスタマイズします。コマンドごとに1つのスキーマ ファイルをインストールします。
例えば、Teradataメインスキーマ拡張ファイルをインストールするには、次のようにします。- シンプル バインドとSSL保護を使用するディレクトリ サーバーに接続されている場合:
../bin/ldapmodify -x -D admin_DN -W -H ldaps://dir_server -f tdat.edir.schema
- シンプル バインドとTLS保護を使用するディレクトリ サーバーに接続されている場合:
../bin/ldapmodify -x -D admin_DN -W -H ldap://dir_server -Z -f tdat.edir.schema
- 保護されていない、つまりプレーン テキストを使用するディレクトリ サーバーに接続されている場合(推奨されません):
../bin/ldapmodify -x -D admin_DN -W -H ldap://dir_server -f tdat.edir.schema
他のスキーマ拡張のインストールは同様です。
説明:
構文要素 説明 -x シンプル バインドを指定します。 -D admin_DN ディレクトリで管理者権限を持つユーザーのDNを指定します。 -W ldapmodifyに、-Dで識別されたユーザーのパスワードを要求させます。 -H 次のバインドの種類に応じて、ldapサーバー命名規則を指定します。 - TLS保護の場合(-Zオプションを同時に使用する必要があります):
ldap://server/
- SSL保護の場合(-Zオプションを同時に使用した場合と互換ではありません):
ldaps://server/
-Z TLS保護を要求し、続行する前に正常な応答を要求します。 -f スキーマ拡張ファイルの名前を指定します。この場合はtdat.edir.schema(基本スキーマ)です。 Active Directoryと同様に、eDirectoryでは動的なスキーマ更新が使用されるため、スキーマ拡張のインストール後にシステムを再起動する必要はありません。 eDirectoryは、複製された環境でもすべてのディレクトリを自動的に更新します。 - シンプル バインドとSSL保護を使用するディレクトリ サーバーに接続されている場合: