LIST LOCKSコマンドは、トランザクション回復が現在保持しているすべてのロックを表示します。
構文規則
LIST LOCKS ;
使用上の注意
この報告では、保持されているロックのモード(書き込みまたは排他)、ロックされているオブジェクト タイプ(データベース、表、行範囲、または行ハッシュ)、およびオブジェクトの名前が表示されます。報告は、オブジェクト名のアルファベット順にソートされます。
行の範囲と行ハッシュ ロックについては、行情報は表示されません。行が存在する表だけが表示されます。
rcvmanagerは、オブジェクトに関連したデータベース名を特定できなかった場合、データベースIDを10進数と16進数で表示します。テーブル名の場合も同様です。
LIST LOCKSは、トランザクション回復が現在保持しているロックだけしか表示しません。オンライン回復またはオフライン回復が保持しているロックを表示することはできません。
例: トランザクション回復によって保持されているロックの一覧の表示
LIST LOCKSコマンドによって1つの報告が生成されます。次に示すのは、この報告の一例です。
LOCKS HELD BY ONLINE TRANSACTION RECOVERY at 02:29:16 04/06/16 Lock Lock Object Mode Object Name ---- ------ ---- Write Database "AssetsDB" Write Row hash "Clients"."TurnOver" Write Row hash "EmployeeInfo"."NewHires" Exclusive Table "SampleDB"."SampleTable"