バックグラウンド圧縮タスクである、温度ベースのブロック レベル圧縮(TBBLC)が実行される際の優先順位を指定します。この設定は、TBBLCが使用可能な場合にのみ有効です。
フィールド グループ
圧縮
有効な設定値
設定 | 説明 |
---|---|
LOW | 低優先度 |
MEDIUM | 中優先度 |
DEFAULT | MEDIUMと同じ |
HIGH | 高優先度 |
RUSH | 最も高い優先度 |
TOP | RUSHと同じ |
デフォルト
MEDIUM
変更の反映
DBS制御レコードの書き込みが行なわれた後、バックグランドの圧縮タスクが初めて実行される時。
使用上の注意
データ温度はアクセスの頻度を意味します。
- ホット データは、アクセス頻度が高いものです。
- コールド データは、アクセス頻度が低いものです。
- ウォーム データは、アクセスの頻度が中程度のものです。
データ温度は、シリンダ レベルでAMPごとに個別に測定されます。データが直接アクセスされなくてもシリンダの温度は変化する可能性があるため、相対的な測定値です。これは、他のシリンダがどの程度アクセスされるかによって異なるためです。TBBLCは、コールド データを自動的に圧縮してストレージ領域を節約し、コールド状態(圧縮状態)だったウォーム データやホット データは圧縮解除します。多数のシリンダにまたがるテーブルのさまざまな部分は、タイミングに関係なく、温度に応じて異なる圧縮状態で存在します。
BLCは、ファイル システムのデータ ブロック(DB)レベルでのデータ圧縮を可能にします。 圧縮により所定のデータ量に必要なストレージの量が低減されます。 DBS制御のBlockLevelCompressionフィールドで、BLCを有効または無効にできます。
関連情報
詳細情報 | 参照先 |
---|---|
ブロック レベル圧縮 | Teradata Vantage™ - データベースの設計、B035-1094 |
BLOCKCOMPRESSIONテーブル属性 | Teradata Vantage™ - SQLデータ定義言語-構文規則および例、B035-1144. |
TBBLCの有効化 | EnableTempBLC |
Ferret COMPRESS、UNCOMPRESSおよびFORCEコマンド | Ferretユーティリティ(ferret) |
圧縮クエリー バンド | Teradata Vantage™ - SQLデータ定義言語-構文規則および例、B035-1144 |
DBS制御フィールドのストレージ グループ | ストレージ グループ |